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写真:究極のホットケーキ
2019.08.26 update

究極のホットケーキ

〜 ムレスナティーハウス総本店の究極のホットケーキは、このようにして完成していったメイキングストーリー 〜 ディヴィットK氏は21年前このムレスナティーハウスを始め、そのころは誰も知らない紅茶専門店でした。 紅茶と言えば、スコーンという観点から、英国風に嗜むことに抵抗を感じながら、営業している時も満足はできず、これじゃなくて…と思うようになり、次は“ワッフルだ”と思って金型までオリジナルにして、ワッフルをスタートしました。すぐ人気は出たものの、やはり満足できずにいて、次に思いついたのがパンケーキです。シンプルな味の淡いテイスト感を表現したくて、スタートしました。ですが、その後また満足できない自分を発見して、もっと夢のある、もっと心を感じるおいしいメニューを作りたい!と思っていたところ、“銅版で焼くと熱伝導がいいから”という話を聞いた瞬間アイデアは巡り巡り、今の厚みを30mmのホットケーキにして焼いたらいいのでは?と思って、アンデルセンに出てくる夢の中に出てくるホットケーキを目指して試作を続けていく中、銅版の上に銅リングを作って、おいしいホットケーキを焼くことにしたのです。

そして、その夢のある味、クオリティーを追求したくなるのがディヴィッドKスタイルなわけで、今がBESTな状態でありつづけるコンセプトで、これからも、歴史のある飲み物、紅茶を、そして食べ物を、究極を目指して創作的に作り上げてゆきたいと思っています。