Column

写真:ぎっしり詰め込んだ石ころ
2019.08.26 update

ファクトリー

〜 ムレスナファクトリーの知られざるビルのストーリー 〜

このファクトリーを作ったのは2012年のこと。ほぼ今の時点で8年目を迎えることになるのです。

2号線を背にしてこのビルの前に立つと、網のように張ってある資材の奥に、ぎっしり詰め込んだ石ころが、3階分まで積んでいるように見えます。その上には、MLESNAの大きな銅でできたリングロゴがあります。

この意味は、小さなことを積み重ねてきて、今があることを示しているのです。今でこそムレスナの紅茶はおいしく、たくさんの人に飲んで頂けるようになってはいますが、35年前から大変売りにくい商品として長い間、苦労しました。その想いをあの石ころに表現しているのです。

さて、外見だけでは無く、機能面で言うと、私どもムレスナティーのストックウェアハウスから週3〜4回、ファクトリーの3階にエレベーターで運び込まれてきます。それをストックしておいて、必要な時に必要な分だけ、茶葉をブレンドして、ティーパックに加工したりして、いろいろなお店へここから発送させて頂いているのです。